ご主人様の溺愛注意報!?
こうして私はまた迷路のような家の中を歩き回り、ようやく今日から仕えるご主人様のお部屋に案内された。


コンコン

「聖南ちゃん来たわよ〜開けるわね〜」



リラックスリラックス。

会ったらまず名前と年齢と好きな食べ物でも言って…



ガチャ


「聖南ちゃん、これが今日からあなたにおまかせする、私の息子の春翔よ。よろしくね」


「は、はじめまして!柏木聖南で…す…」



私は部屋に入って息子さんと目が会った瞬間、言葉を失って目を見開いた。


こ、この人…!!


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