ご主人様の溺愛注意報!?
Case.1
*すべてのはじまり。
【聖南side】
___ キーンコーンカーンコーン…
ガラッ!!
「お、おはよう…ございます…!はぁ、はぁ…」
朝から自転車で爆走したせいで、せっかく綺麗に巻けた髪は台無し。
夏でもないのに額には少し汗がにじんでいるような気もする。
おまけにHR中に教室のドアを開けたもんだから、クラスみんなの視線を浴びて。
「はい、柏木遅刻〜」
「えー!?」
チャイムなってる時はセーフでしょ!?
先生のバカ!!!ひとでなし!!!
「おつかれ聖南〜あはは!!」
「ほら遅刻魔、早く座れよ〜」
みんなに爆笑されるし、毎度の事ながらどこまでもついてないな、私…
なんて思いつつ、私は窓側の自分の席についた。
___ キーンコーンカーンコーン…
ガラッ!!
「お、おはよう…ございます…!はぁ、はぁ…」
朝から自転車で爆走したせいで、せっかく綺麗に巻けた髪は台無し。
夏でもないのに額には少し汗がにじんでいるような気もする。
おまけにHR中に教室のドアを開けたもんだから、クラスみんなの視線を浴びて。
「はい、柏木遅刻〜」
「えー!?」
チャイムなってる時はセーフでしょ!?
先生のバカ!!!ひとでなし!!!
「おつかれ聖南〜あはは!!」
「ほら遅刻魔、早く座れよ〜」
みんなに爆笑されるし、毎度の事ながらどこまでもついてないな、私…
なんて思いつつ、私は窓側の自分の席についた。