ご主人様の溺愛注意報!?
*役に立ちたい
【聖南side】
「── ん…」
朝か…そうそう、私はたしか大阪に来てたんだよね。
それにしてもこの抱き枕固いな…
最高級のVIPルームにしては固すぎるんじゃない?
なんて思って私は重いまぶたを持ち上げた。
「…」
視界いっぱいに、どアップに見えるのは顔。
あぁ、こんな所にイケメンが…イケメ…ン…
「ええええええ〜!?」
私は飛び起きた拍子にベッドから落ち、そのまま背中が壁にあたるまで後退り。
だ、だって…!!
コンコンコン!!!
「聖南ちゃん?入るよ?」
ドアの向こうから走ってくる足音と琴さんの声が聞こえて私はそっちを見た。
バン!!
「ちょっと、一体何が…って、聖南ちゃん!?」
突入してきた琴さんは真っ先に私のもとに走ってきた。
「こ、こ、こ、琴さん…!!!」
私は混乱している脳から必死に今ある状況を伝える言葉を引っ張り出す。
「お、おおお起きたら…!と、隣に…!!」
ベッドを指さすと琴さんはなぜか納得したような表情をして。
「── ん…」
朝か…そうそう、私はたしか大阪に来てたんだよね。
それにしてもこの抱き枕固いな…
最高級のVIPルームにしては固すぎるんじゃない?
なんて思って私は重いまぶたを持ち上げた。
「…」
視界いっぱいに、どアップに見えるのは顔。
あぁ、こんな所にイケメンが…イケメ…ン…
「ええええええ〜!?」
私は飛び起きた拍子にベッドから落ち、そのまま背中が壁にあたるまで後退り。
だ、だって…!!
コンコンコン!!!
「聖南ちゃん?入るよ?」
ドアの向こうから走ってくる足音と琴さんの声が聞こえて私はそっちを見た。
バン!!
「ちょっと、一体何が…って、聖南ちゃん!?」
突入してきた琴さんは真っ先に私のもとに走ってきた。
「こ、こ、こ、琴さん…!!!」
私は混乱している脳から必死に今ある状況を伝える言葉を引っ張り出す。
「お、おおお起きたら…!と、隣に…!!」
ベッドを指さすと琴さんはなぜか納得したような表情をして。