ご主人様の溺愛注意報!?
*プリンセスに花束を。
【聖南side】
『えー、この度は当ホテルの周年記念パーティにご来場いただき誠にありがとうございます。
長話もなんですから、本日はどうぞごゆっくりお楽しみください』
社長である旦那様のお話が終わると共に、セレブ達のパーティーが幕を開けた。
あぁ、緊張する...!!
本当は私は春翔の付き人として会場にいるだけのはずだったのに。
なんでひきうけちゃったんだろうな...
いくら弾いたことがある曲とはいえ、人前でピアノを弾くのなんて何年ぶりだろう。
「ふぅ...」
落ち着け、私。
そうだよ。この演奏はあくまでBGMなんだから。
誰もそこまで聴き入ることはないだろうし、リラックスして...
「柏木さん、お願いします」
「は、はい!」
横で待機していたスタッフさんの声で、私は丁寧に1曲弾いた。
全部月城家のためなんだから...!
『えー、この度は当ホテルの周年記念パーティにご来場いただき誠にありがとうございます。
長話もなんですから、本日はどうぞごゆっくりお楽しみください』
社長である旦那様のお話が終わると共に、セレブ達のパーティーが幕を開けた。
あぁ、緊張する...!!
本当は私は春翔の付き人として会場にいるだけのはずだったのに。
なんでひきうけちゃったんだろうな...
いくら弾いたことがある曲とはいえ、人前でピアノを弾くのなんて何年ぶりだろう。
「ふぅ...」
落ち着け、私。
そうだよ。この演奏はあくまでBGMなんだから。
誰もそこまで聴き入ることはないだろうし、リラックスして...
「柏木さん、お願いします」
「は、はい!」
横で待機していたスタッフさんの声で、私は丁寧に1曲弾いた。
全部月城家のためなんだから...!