君を知るたびに、恋を知る【短編】
私の好きな人というのはうちの学校の生徒会長をしている、夏樹蓮(なつきれん)くん。


綺麗な顔だけれど彼は普段から無表情か、眉を寄せて不機嫌な表情をしているかのどちらかであり、人を寄せ付けない独特の雰囲気を持っている。


彼は昔から一人で居る事を好んでいるらしく、他人が近寄って来たりするのをとても嫌っていると、誰かが云っていた。


だからこそ女の子達も、影ながらでしか黄色い声をあげられないのだ。
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