君を知るたびに、恋を知る【短編】
気が付けば君を探してる
きっと今の私の頬は赤くなっている事だろう。
顔も火照っているし、想像してみようとしただけで実際は彼の笑みを想像したわけでもない。
なのに口元も何だかにやにやと緩んでしまいそうな勢いである。
こんな姿を誰かに見られてしまったら、私はただの変態だと思われそうだ。
そう考えていたら、私の前の席の友達が突然「ペンを貸して欲しい」と云って振り返ってきた。
そして私の顔を見て「あんた、なんで顔紅いの?」不思議そうに尋ねられてしまった。
頭の回転が決して速いわけじゃない私はただ「あ、はは…」と苦笑いしか出来ず、何でもないと云うように首を横に振り誤魔化す。
そんな時、ふと何かに惹き付けられるかのように窓の外へと視線がいく。
顔も火照っているし、想像してみようとしただけで実際は彼の笑みを想像したわけでもない。
なのに口元も何だかにやにやと緩んでしまいそうな勢いである。
こんな姿を誰かに見られてしまったら、私はただの変態だと思われそうだ。
そう考えていたら、私の前の席の友達が突然「ペンを貸して欲しい」と云って振り返ってきた。
そして私の顔を見て「あんた、なんで顔紅いの?」不思議そうに尋ねられてしまった。
頭の回転が決して速いわけじゃない私はただ「あ、はは…」と苦笑いしか出来ず、何でもないと云うように首を横に振り誤魔化す。
そんな時、ふと何かに惹き付けられるかのように窓の外へと視線がいく。