星の向こうできみを待っている。
プロローグ




昔、誰かから聞いた。

瞬く星の向こう側に天国という場所があると。


なぁ、希愛。


きみは今、

そこで、どんな景色を見ているのかな。


そこで、なにを想っているのかな。




たとえ、目には見えなくても。

たとえ、隣にいなくても。



俺はいつだってきみを想っている。



もしも、永遠という世界で

きみにまた巡り逢えることができるなら


その時は、もう一度

きみと恋がしたい。
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