星の向こうできみを待っている。
辛いときは星空を見るの。
どこにいるか分からない。
だけど、どこかで輝いているはずだから。
悲しいことも楽しいことも、星空に話しかければ、お母さんはどこかで聞いてくれている。そう思うと、どんなにお母さんに会いたくても我慢できた。
だけど、小学3年生になったばかりのころ。
その日はお昼寝をしてしまい、なかなか寝付けずにいた。
何か飲もうと思い、キッチンに向かうと、リビングから光が漏れていることに気が付いた。