星の向こうできみを待っている。
「頼むから…。このままじゃ、ダメな気がするんだ…」
「今さら何を話すっていうの!?あたしがお母さんを殺したこと?今頃になって責める気になった!?」
お兄ちゃんは何も悪くない。
こんな風に責める言い方、間違ってる。
そんなこと、分かっているはずなのに…。
なんで、こんな言い方しかできないんだろう…。
先生と話しているときもそう。
話せば話すほど、どんどん最低なあたしになっていく。
だから余計話したくないんだ。
1つも悪くない人を傷つけることしかできないから…。