星の向こうできみを待っている。

あれから3日。

何もしないまま時間だけが過ぎて行った。


「ちょっといいかな?」


夜、病室のドアをノックして入って来たのは先生。


「よくない。出て行って」


誰とも会いたくない。

誰とも話したくない。

1人がいい。

このまま、死んでしまいたい。

苦しい思いを抱えて生きたくない。

ここで、全て終わりにしたい。
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