星の向こうできみを待っている。

「どっちもちげーから!!!」


俺が叫んだのと、センセーが教卓を蹴ったのはほぼ同時だった。


「お前ら、うるせーよ!!ガキのくせに青春すんな!!」


「青春じゃなくて、颯斗をなぐさめる会でーす」


「白峰、男なら潔くあきらめろ。女々しい男は嫌われるぞ。つーことで授業きけ」


なんで俺、なぐさめられてんだよ。

フラれてねぇっつーの。
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