星の向こうできみを待っている。
「ちげーよっ!お前らに振り回される希愛の身になれ。それに、希愛放ってナンパする姿しか想像できねぇ…」
颯斗の低い声。
なんだ…。
そういうことか。
そうだよね。
颯斗があたしに告白なんて…。
あるはずない。
さっき『友達』って言われたばかりなのに…。
なに考えてるんだろう…。
それに、なんでこんな気持ちになるんだろう…。
胸がぎゅって締め付けられるような…。
苦しい気持ち。
だけど、発作とは全然違うの。