約束。
4月下旬。
「莉乃〜。サークルどこ入ろっか?」
大学の空き教室で、高校からの親友である河田実里(カワタミサト)が尋ねてきた。
私の通う大学は付属高校からの内部進学者が少なくなく、私と実里もその部類に入る。
環境が変わるのが苦手なタイプの私は、大学生になっても高校時代から気の置けない関係である実里と過ごせることがとてもありがたかった。
「どうしよう?多すぎて決められないよね、、」
入学式の時にもらった大量の勧誘ビラを見比べながら答える。
「そうだねえ、とりあえずよさそうなところ何個か絞って見学に行ってみる?」
「うん!そうする!」
いつも通り実里の的確な提案に乗ることにし、2人でしばらく大量のビラとにらめっこする。
しばらくして、1枚のビラが目に留まった。
「ねえ、実里。これよくない?」
私は、ある1枚のビラに直感的に惹かれていた。
「莉乃〜。サークルどこ入ろっか?」
大学の空き教室で、高校からの親友である河田実里(カワタミサト)が尋ねてきた。
私の通う大学は付属高校からの内部進学者が少なくなく、私と実里もその部類に入る。
環境が変わるのが苦手なタイプの私は、大学生になっても高校時代から気の置けない関係である実里と過ごせることがとてもありがたかった。
「どうしよう?多すぎて決められないよね、、」
入学式の時にもらった大量の勧誘ビラを見比べながら答える。
「そうだねえ、とりあえずよさそうなところ何個か絞って見学に行ってみる?」
「うん!そうする!」
いつも通り実里の的確な提案に乗ることにし、2人でしばらく大量のビラとにらめっこする。
しばらくして、1枚のビラが目に留まった。
「ねえ、実里。これよくない?」
私は、ある1枚のビラに直感的に惹かれていた。