約束。
会話についていけず呆気に取られていた私たちに、

「あ、2人ともごめんね。今、マネージャーが私と友季ちゃんだけでね、、すごいバタバタしてて、、、
今日の見学も仕事を体験してもらいながらって感じになってもいいかな？」
森野さんがすまなそうに謝ってくる。

「全然大丈夫です！頑張ります！」
実里が元気よく答えるので、私もそれに合わせて頷いておく。

「じゃあ、、実里ちゃんは友季ちゃんと、莉乃ちゃんは私と、ペアになって体験してもらおうかな。友季ちゃん、よろしくね」
この場を締めるように森野さんが言った。

「分かりました。＿＿＿＿＿＿じゃあ実里ちゃん、こっち。あそこの倉庫にタイマー取りに行くの手伝ってもらってもいい？」
実里に手招きしながら櫛田さんが言い、2人は倉庫の方に向かった。

森野さんはそれを見送りながら、
「さ、私たちも！とりあえずボトルの水の確認を一緒にやりましょうか！」
と私に言ってきた。

「はい！」


こうして、ドキドキの練習見学が始まった。




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