愛しの先生〜キラリ輝くリング〜【上】
「…ねぇ…奈菜さぁ…俺のこと一回も準って言ってないよな?」
布団の中に潜り込んでるあたしに尋ねる先生。
「……いいじゃん!先生は先生なんだから!!」
顔をヒョイッと布団から出して先生を見上げる。。
「まぁ俺は…先生だけど、今の俺はお前の彼氏だ。だから準って呼ぶのが普通だろ??」
先生は、腕をくんで窓に寄りかかりながら言った。。
「……絶対いや!!何があっても絶対いや!!」
プツン
何かがキレる音がした。。
あたしは、恐る恐る先生に顔を向ける。
先生は、かなり怒っていた。。
「…あっそ。んじゃいいのね。襲っても…」
バサッ
布団が一瞬にしてベットから落ちた。
「……い、いや!!いやぁ!!」
先生に両腕を掴まれ身動き出来なくなった。
「…いやだと?もういいよ、手加減なんかしてやんねぇから…」
そう言って、あたしの唇を塞いだ。