恋する剣士
昴は、徳川慶喜を選んだ


「正式な結婚は、春になってからです」



???

「どうして?」

昴は、コッチを見ない


「あ、また逃げると思っているのか?」

「はぁ 辞めたくなるかもしれぬだろ」

「どうして?」

「知らん!!!」


人の決心をなんだと思っているのだろう







春まで待つなんて、面倒くさい





昴は、何を考えているんだ?










不可解だったが、理由がすぐにわかった

侍女らがわたくしの悪口を言っていた
御所でもあったことだ
特に気にもしない

いつも通り、1人で支度をすると



慶喜様からの呼び出しがある

昴と並んで座る

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