恋する剣士
城に戻る道のりで、顔を布で隠した集団に囲まれた


新選組の護る慶喜の輿には、敵は近づけかった
その為、明の輿が標的になった


腕を首にまかれ、スルリと引きずり出された明を見て



永倉が、救出に動く



明は、輿を護っていた者らを見た


ーーー気を失ってるだけだ



永倉が強いと察した男が、明から手を離す


永倉が攻撃を仕掛けたが
明が両手を広げ、男の前に立つ


戸惑う永倉と明が見つめ合う



永倉と同じく戸惑った男が明を後ろから見下ろす



「どけ!」

「新八君!刀を下ろして!」




永倉と明のやりとりを見ていたが
撤退の号令に男が去ろうとする




「昴!!!」








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