恋する剣士
壬生浪士組が発足し、しばらくたった頃
京の町で酒に酔い、女に手をあげる不逞浪士を見つけると
いつも真っ先に駆け出すのは、藤堂平助
「おい!!俺が相手してやる!!!」
「…ガキが 俺は、この娘に用があるんだよ!!!」
浪士組のなかでも年少で、血気盛んな藤堂は刀に手をやる
それを止めるようにスッと左手を出したのは
永倉新八
「おい、おっさん
その娘は、アンタに用はねぇらしいぞ」
歩み寄る永倉は、落ち着き払っていた
「俺はなぁ
女に手を出す奴が1番、嫌いなんだ」
ドカッ 「きゃあっ!!!」
不逞浪士が一撃でやられた
娘は、ぶるぶる震え「ありがとう」と言い、逃げた
「誰が、ガキだコラ!!」
意識のない男に文句を言う藤堂に
クスッと笑い
「平助しかいねぇだろ」
「新八まで!!」
京の町で酒に酔い、女に手をあげる不逞浪士を見つけると
いつも真っ先に駆け出すのは、藤堂平助
「おい!!俺が相手してやる!!!」
「…ガキが 俺は、この娘に用があるんだよ!!!」
浪士組のなかでも年少で、血気盛んな藤堂は刀に手をやる
それを止めるようにスッと左手を出したのは
永倉新八
「おい、おっさん
その娘は、アンタに用はねぇらしいぞ」
歩み寄る永倉は、落ち着き払っていた
「俺はなぁ
女に手を出す奴が1番、嫌いなんだ」
ドカッ 「きゃあっ!!!」
不逞浪士が一撃でやられた
娘は、ぶるぶる震え「ありがとう」と言い、逃げた
「誰が、ガキだコラ!!」
意識のない男に文句を言う藤堂に
クスッと笑い
「平助しかいねぇだろ」
「新八まで!!」