恋する剣士
数日後


「あれ?小五郎君、帰るんじゃなかったの?」

桂の潜伏先に、明が訪れた

明の事が心配で帰れずにいた桂は

「明後日の予定だ」

予定通りだという顔をした


「ぷっ!!」  そんな桂を高杉が笑う

「晋作君!丁度良かった!
小五郎君と晋作君も一緒に、紅葉狩りしよう!
新選組と!!!」

いつになく、高揚した様子の明を見て


「アキラもいっちょ前に紅葉狩りすんのか?」

高杉が、小馬鹿にした口調で言う


「嫌なら来なくていいよ
小五郎君?行くよね?」


「もちろん」

「俺も行くって!!」

「うん!じゃあ、明日!」




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