あげます、ココロ以外。
きっかけ
好奇心だった。
「「あっ」」
そう、ただの好奇心のはずだったのに、
「お前、同じ高校の・・・」
やってしまった。
「せ、先輩こそ・・・」
夜の街は、若者たちで賑わう。そのCLUBの中で互いの顔を見て固まっていた二人の男女は、自分の人生を呪った。
ヤバッ・・・どうしよう!
来栖響、高校の副生徒会長でイケメンで有名のいわゆる学校一モテる男子生徒。
その未成年の人が夜の街のCLUBでお酒片手に私の目の前に立っていらっしゃる。
もちろん私は、持っていない。お酒は匂いだけで頭が痛くなるから。
目の前の先輩は、眉を寄せてシワを作る。
「・・・ちょっと来い」
「えっ、ちょっと!」
グイッと腕を引っ張られて2階へと繋がる階段に連れていかれた。
あー、終わった...。社会的に。
学校に夜に遊んでたことがバレる。いや、先輩も同じ立場かもしれないが、そんなことは混乱と焦りで私の頭の中には無かった。
腕を引っ張る本人の顔には無表情が張り付いていた。
「「あっ」」
そう、ただの好奇心のはずだったのに、
「お前、同じ高校の・・・」
やってしまった。
「せ、先輩こそ・・・」
夜の街は、若者たちで賑わう。そのCLUBの中で互いの顔を見て固まっていた二人の男女は、自分の人生を呪った。
ヤバッ・・・どうしよう!
来栖響、高校の副生徒会長でイケメンで有名のいわゆる学校一モテる男子生徒。
その未成年の人が夜の街のCLUBでお酒片手に私の目の前に立っていらっしゃる。
もちろん私は、持っていない。お酒は匂いだけで頭が痛くなるから。
目の前の先輩は、眉を寄せてシワを作る。
「・・・ちょっと来い」
「えっ、ちょっと!」
グイッと腕を引っ張られて2階へと繋がる階段に連れていかれた。
あー、終わった...。社会的に。
学校に夜に遊んでたことがバレる。いや、先輩も同じ立場かもしれないが、そんなことは混乱と焦りで私の頭の中には無かった。
腕を引っ張る本人の顔には無表情が張り付いていた。