あげます、ココロ以外。
「CLUBの人たちは、私を含め全部知ってるんだ?」

「そーっすよー!いやー、モテる男は罪深いっすわー!」

響と違って、すごく愛想いいー!可愛い!

それに、響の容姿とかは全員分かってるって感じだなー。まあ、それもそうか・・・。

「あ、それより!俺はここの来栖さんの後輩で用心棒の高田 充っす。よろしくおなしゃーす!」

「こちらこそ、安藤 蜜です。よろしくお願いします!」

互いに軽く会釈をかわしたあと、響の言う監視カメラを見るために奥の部屋に向かった。




「女の人だね」
「茶髪のな」
「後ろ姿は、可愛い系っすね!」

監視カメラの画面上には、スタッフルームの扉を迷うことなく開けて中に入っていく女の人の後ろ姿が映っていた。

どう見ても、この人がストーカーだろうなー。

「後ろ姿だけじゃ分かんないっすねー」
「響、心当たりあるとか分かる?」

「いや全く。」

首を横に振って、否定をされた。
本人が分からなければ仕方ない
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