嫌いの反対



あいにく今は波留多バイク停めに行ってるし。


はあと溜息をつく。


それが気に食わなかったのか、女は近くの下駄箱をガシャンと強く蹴った。






ああ、来た。






私がニヤリと笑う。






「てめえらそこまでにしとけよ」







ほら、私の最強の味方がここにいる。










< 113 / 252 >

この作品をシェア

pagetop