嫌いの反対
それを見送り何時ものように幹部室へ行くといつものようにコントローラーが飛んでくる。
それを見事にキャッチするのも、お手の物だ。
…毎回タイミングが絶妙なのはなんでだが知らないけど。
「おー!波留多!咲良ちゃん!」
毎日会ってる零に歓迎されて中へ入る。
隆琦の事が気になるけど、今日も勇太達と遊びたいな…
「隆琦なら女のとこだよ」
キョロキョロしてる私を知ってか、零の口からスルリと発せられる。