嫌いの反対
「咲良ちゃん!?!?!?!?!?!?」
倉庫に戻ると血相を変えた勇太にがっちり両肩を掴まれ、そのまま前後にブルブル揺すられた。
「だー!!!!!僕のせいだよね!?!?!?!?!?!?」
「そ、そしたら、こんなに揺ら、さな、、、、」
「ごめんね!?!?!?!?!?!?ごめんね!?!?!?!?!?!?」
「は、吐く…」
目眩がするほど揺すられた私は、勇太の「あ、ごめん」であっさり手放され。
「は?」
私が逃走、、、?してたときにあったことを全て話すと勇太は黒いオーラを放ちながらその可愛さを忘れるほど顔を歪めた。
「ねえブスになるよ」
眉間のあたりをちょんと突くと
「ぐ…」
後ろから波瑠多に引っ張られリアクションを取る前にホールドされる。