嫌いの反対



か、可愛い…!!!!



じゃなくて。




「勇太!!!!ダメでしょ!!!!」

「うぅ、ごめんなさい」

「ほら、勇太も謝ってるんだし、帰るぞ。」

「え〜」



私が声を漏らすと、波留多は顔をしかめる。


「とりあえず準備しろ」



そういって部屋を出る波留多。



「あれ、もう帰っちゃうの?」

「うん、またね隆琦」

「明日も来る?」

「ん、学校行きたくないし、一日中居ようかな、なんてね」

< 56 / 252 >

この作品をシェア

pagetop