嫌いの反対


そんな声も届かず、波留多に吸収された。


「こいつは俺の女だ。今日から一緒に住むから手配しとけ。」

「かしこまりました」


そう言って男の子は去っていく。




「は?」

「家に帰りたくねーんだろ?合わせとけよ」

「私そんなホテルに何泊も出来るほどお金に余裕が…」

「は?俺の部屋に住むんだから金とか別に貰うつもりない」

「は?」

「は?」



いや、待って?
私そんな勇気無いんだけれども。


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