嫌いの反対
「あがったけど。」
私の声はリビングに響くこともなく。
「ねえ!僕のゲーム取らないでよ!!!!」
「守!ご飯の時間なの!!!!」
「や〜だ〜!!!!!!!!」
「おい隆琦、ケチャップどこやったか?」
「知らない、零漁ってきて」
という言い合いに消されていった。
…え?倉庫と同じ感じなわけ?
コイツら、場所とか関係ない感じの人たち?
てか全く「暴走族ですッ」って感じがないんだけど????
こいつら本当に強いのか????