嫌いの反対



「おい雅(みやび)」


挨拶をしてくれた下っ端君に向けて、前にいたはるが話しかける。




「はい」

「今日は紹介だ、人集めとけ」

「うっす」



私には分からない話だけど、2人には分かるのかな?
てかそんな波留多の主語なし会話についていけるのここの星龍の人たちだけなんじゃ…?





「おい、何ボーッとしてんだよ、行くぞ」

「オェッ」





首の根っこを掴まれズカズカ進んでく偽俺様野郎に私は呆れ呆れついて行かされる。



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