向日葵だけが知っている
「うーん…。」
手を組んで考える三咲さん。
いろはさんは…。
「ちょっといい?」
私の髪をとかしはじめた。

おろした髪の毛を二つに分けて、お下げ三つ編み。
「頑張ったらこれぐらい余裕!」
ピースサインのいろはさん。

「えー、でもさー。これだったら光希ちゃんとの違いが目立たない?」
「ノンノン、三咲。それは…ひまりちゃんの演技力次第。ルイーゼってやんちゃおてんば娘なんだし、ちっちゃいほうがいいよ。」
「そうか。」
まあ、頑張ればいける身長差かも…。うん。
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