向日葵だけが知っている
私は、行くあてもなく、とりあえず図書館に入った。
そして、その中の職業辞典をひらいた。

私は…何になればいい?
そう迷っている時間はなかった。
今は夏休み。受験生にとって大事な時期。

今を逃したら…つらい。そのためにも、自分がどうしたいのかを決めなければ。

私は貸出受付を済ますと、職業辞典を持って図書館を出ていった。

< 194 / 252 >

この作品をシェア

pagetop