向日葵だけが知っている
「あの、…」
「単刀直入に言うわ。直樹と別れなさい。」

え?
私は呆然とした。何で?

「あなたのせいで直樹は骨折したのよ?まだ手だったからよかったけど…頭とかだったらどうしてくれるの?右手骨折したから受験にも支障がでるわよね?落ちたらどうするのよ。」

…悔しいけどその通りで、私は何も言い返せなかった。
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