向日葵だけが知っている
「ひまり、そろそろ行こう!」

不意に呼ばれて振り向くと、美千留が私を呼んでいた。隣には…凪沙も。

「オッケー。今行く!」
これからFUMIEに卒業プリを撮りに行くのだ。

…ねえ、6年前の私。信じられる?今、私がこんなにも明るく過ごせてるなんて。

あの頃の私は知らなかった、こんなにも明るい未来。




未来はどうなるかなんてわからない。
でも、努力すれば変えることもできる。


これから私はどんな運命を歩んでいくのかは知らないけど、いつも明るく生きていよう。
< 245 / 252 >

この作品をシェア

pagetop