向日葵だけが知っている
走れば何もかも忘れられる。走る走る。

風が気持ちいい!
そう思って景色を見たとき…いたのだ。


図書室で勉強している向かい合わせの直樹と秋原さんが。


足が動かなくなった。

「さくら先輩!」

気がつくと私はそのまま倒れていたのだ。
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