向日葵だけが知っている
花言葉二 私を忘れないで
あの日からボーッと、気がついたら一日が過ぎていく。
…別に何もないけど、やっぱりなにかが毎日に足りない。
「おはよう。」
今日は珍しく、朝出るのが遅い。居間には妹のひまりもいた。
「そういえば、ひまり部活何入ったの?」
一年生は仮入部期間のはずだ。
「演劇部に入った。」
演劇部…。直樹のところだ。
そっか…。
「じゃあ、工藤直樹って知ってる?」
「…いや、知らないけど。」
「…そっか。」
何言ってるんだろ。私。
…別に何もないけど、やっぱりなにかが毎日に足りない。
「おはよう。」
今日は珍しく、朝出るのが遅い。居間には妹のひまりもいた。
「そういえば、ひまり部活何入ったの?」
一年生は仮入部期間のはずだ。
「演劇部に入った。」
演劇部…。直樹のところだ。
そっか…。
「じゃあ、工藤直樹って知ってる?」
「…いや、知らないけど。」
「…そっか。」
何言ってるんだろ。私。