先生はめんどくさがり。


先生、なんかドS度増してない?





「…っふぁー………」


「ガキのくせにエロい声だしてんなよ」


「先生のせいだよ…」





長いキスが終わって、ふらふらな体は先生にぺたりとくっついている。


それをちゃんと支えてくれる先生の力が好き。





「ねえ先生」


「んー」


「…デートしたい」


「俺ん家だけどいい?」


「いいよ…」





教師と生徒という関係なのは、恋人になった今でも変わらない。


2人で外に出るなんて、かなり危険に近い。


だからまだ、デートもしたことないんだ。





「そこは否定すんの」


「だって別にいいんだもん」

< 178 / 284 >

この作品をシェア

pagetop