先生はめんどくさがり。
先生は、抱きしめいた腕を緩めて背中を引いた。
膝には乗っているけど、私が後ろに体重をかけていることになる。
「なに?いつからそんな悪い子になったの?」
「…先生と出会う、ずっと前からだよ」
少し、出来心の挑発心でそう言った私。
そんな私の目をジッと見て、先生はと得意の営業スマイルでニコッと笑う。
「俺のこと煽んの上手だね」
そう言ったのが終わり。
そこからは、また沼に引き込まれるようなキスが続いた。
そして放課後。
先生に近くのコンビニで待ってろと言われて、待っていると先生の車が入ってきた。
車に乗り込むと、先生の匂いが広がっていて、これ私のものなんだって安心できる。