先生はめんどくさがり。


「秘書って、あれ?社長にくっ付いてる人!!ずうっと!!」


「そう」





あれれ…


急に頭がクラクラしてきた…





「電話した時は…何してたの…」


「秘書研修?みたいな感じで、知らないやつと2人きりって疲れるよな」


「はあ?!2人?!」





もう今すぐ先生に戻って!





「恋ちゃん嫉妬?」





そう言っていたずらっ子みたいに笑う先生はズルい。


やっぱり勝てないよ。





「…だって!声からしてわかるよ!絶対美人じゃん!」


「ねー。なんで秘書って美人でエロい女が多いんだろうねー」





私をからかって楽しんでる。





「もう先生!!」


「ん?どうした?」


「どうした?じゃなくて…」


「お前が1番だよ」

< 254 / 284 >

この作品をシェア

pagetop