柿太郎とじいさんばあさんの話
次の日、街に買い物に出かけた、2人を街の人が讃え持ち上げ、街は熱気に包まれておりました。

驚いたふたりがそばにいた人にたずねると、

「鬼退治行ってくれるんでしょ?ありがとう!」

と。

やっと、理解した2人は、柿太郎を、問い詰めると、柿太郎は、あっさり白状しました。

「こうでもしないと行ってくれないかなと思って♡」

一瞬殺意をおぼえた2人でしたがぐっとこらえ、2人にしては珍しく真剣に悩み始めました。

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