俺の同僚曰く、世界平和はどんちゃん騒ぎと笑顔でできている「上」
心配そうな表情で、メイド服に身を包んだ女性がある一人の人物に訊ねた。
「……本当に、闘うおつもりなのですか?」
訊ねられた人物は微笑んで、頷く。
「いつまでも逃げているわけにはいきません。私も大切なこの国や、まだ見たことのない世界を守りたいのです。この気持ちに、迷いはありません」
「しかし、あなた様の正体がもしも知られてしまったら、あなた様の身が危険にさらされてしまいます!」
スーツを着た男性が言う。女性も頷いた。
「では、こうしていただけますか?」
その人物はあることを二人にささやいた。
ドリス国の首都にある交番に、大きな笑い声が響いていた。
「リーバス!お前すげえよ!声をかけただけで犯罪者が罪を白状したんだからよお!!」
同僚のレムが腹を抱えて笑いながら悶絶している。俺は恥ずかしさと、目の前のコイツを殴りたい気持ちでいっぱいだった。
つい先ほど、パトロールをレムとしていたところ、裏路地で怪しげな人物を見かけたという情報をもらい見に行った。
「……本当に、闘うおつもりなのですか?」
訊ねられた人物は微笑んで、頷く。
「いつまでも逃げているわけにはいきません。私も大切なこの国や、まだ見たことのない世界を守りたいのです。この気持ちに、迷いはありません」
「しかし、あなた様の正体がもしも知られてしまったら、あなた様の身が危険にさらされてしまいます!」
スーツを着た男性が言う。女性も頷いた。
「では、こうしていただけますか?」
その人物はあることを二人にささやいた。
ドリス国の首都にある交番に、大きな笑い声が響いていた。
「リーバス!お前すげえよ!声をかけただけで犯罪者が罪を白状したんだからよお!!」
同僚のレムが腹を抱えて笑いながら悶絶している。俺は恥ずかしさと、目の前のコイツを殴りたい気持ちでいっぱいだった。
つい先ほど、パトロールをレムとしていたところ、裏路地で怪しげな人物を見かけたという情報をもらい見に行った。