俺の同僚曰く、世界平和はどんちゃん騒ぎと笑顔でできている「上」
「世界平和対策本部の議長さん!世界はいつほんとに平和になりますか?」
レムが笑いながら訊ねてくる。これはいつものことだ。レムは暇になると、いつも俺に同じことを訊く。
ドリス国代表として新聞に名前と顔写真が載り、俺のことを知っている人は知っている。レムは俺が議長になったと知った日から、同じ質問をしてくる。
「わからん。世界平和対策本部は問題児が多すぎる!」
俺も同じ台詞で返す。
「そんなに多いのか?お前が真面目すぎなだけだろ〜?」
そう言うレムに、会議中のことを話せば「マジかよ」と顔を真っ青にする。これもいつも通りだ。
「やっぱ、国が違えばルールの厳しさも違うんじゃねえの?」
「いくらなんでも、あれは緩すぎだ!!どこの国に会議中にパーティーを開催してもいいという法律が存在するんだ!!」
リリーの顔が浮かび、俺は机に拳を叩きつける。ガン、と大きな音が一つ響いた。レムが何事かとこちらを見つめる。俺は目をそらした。
レムが笑いながら訊ねてくる。これはいつものことだ。レムは暇になると、いつも俺に同じことを訊く。
ドリス国代表として新聞に名前と顔写真が載り、俺のことを知っている人は知っている。レムは俺が議長になったと知った日から、同じ質問をしてくる。
「わからん。世界平和対策本部は問題児が多すぎる!」
俺も同じ台詞で返す。
「そんなに多いのか?お前が真面目すぎなだけだろ〜?」
そう言うレムに、会議中のことを話せば「マジかよ」と顔を真っ青にする。これもいつも通りだ。
「やっぱ、国が違えばルールの厳しさも違うんじゃねえの?」
「いくらなんでも、あれは緩すぎだ!!どこの国に会議中にパーティーを開催してもいいという法律が存在するんだ!!」
リリーの顔が浮かび、俺は机に拳を叩きつける。ガン、と大きな音が一つ響いた。レムが何事かとこちらを見つめる。俺は目をそらした。