俺の同僚曰く、世界平和はどんちゃん騒ぎと笑顔でできている「上」
さすがにリリーの顔からも笑顔が消えた。リリーを見に来た野次馬も、何もなかったふりをして交番の前から立ち去っていく。
俺は慌ててレムを放す。レムは苦しそうに何度か咳き込んだ。
「イテテ…。全くひどい目にあった……」
「それはお前が悪いんだろう!」
怒鳴る俺に、リリーは「落ち着いて!スマイル、スマイル〜」と言いながら、かばんの中からクッキーを出し、俺とレムに渡した。
「これで良し!……ところで、この服どうかな?」
リリーの格好をやっとじっくり見て、俺は驚いた。
リリーは今までリボンやフリルがたくさんついたロリータ服や、着物などの民族衣装、そしてメイドやアリスなどのコスプレをして会議などに出席していた。全てスカートだ。
しかし、今のリリーの格好は、シンプルなデザインの服にズボンという俺が見たことのない格好だった。初めて見る格好に、俺はじっとリリーを見つめた。
「すごく似合ってる!きれい!」
レムが笑いながら言った。
俺は慌ててレムを放す。レムは苦しそうに何度か咳き込んだ。
「イテテ…。全くひどい目にあった……」
「それはお前が悪いんだろう!」
怒鳴る俺に、リリーは「落ち着いて!スマイル、スマイル〜」と言いながら、かばんの中からクッキーを出し、俺とレムに渡した。
「これで良し!……ところで、この服どうかな?」
リリーの格好をやっとじっくり見て、俺は驚いた。
リリーは今までリボンやフリルがたくさんついたロリータ服や、着物などの民族衣装、そしてメイドやアリスなどのコスプレをして会議などに出席していた。全てスカートだ。
しかし、今のリリーの格好は、シンプルなデザインの服にズボンという俺が見たことのない格好だった。初めて見る格好に、俺はじっとリリーを見つめた。
「すごく似合ってる!きれい!」
レムが笑いながら言った。