天使と悪魔の駆け引き
私、天使じゃない!
野原 美紅
高校1年!
ま、バイトもしてなけりゃ
部活もしてない
ダラ子でーすっ♪
私はいつものように、
音楽を爆音で聞いていた。
すると、私の部屋に
真っ白い女がいる事に気付く。
「…あ、あんた。だれ?」
「やっと気付いてくれた!」
女は嬉しそうに口元を緩める。
そして可愛らしい小さな白い羽で私の周りを飛ぶ。
…どうなってんだ。
天使…?
てか、夢だよね。
そうだ、寝よう。
私は音楽を止め、布団に入ろうとする。
女は慌てて私の腕を掴む。
「夢じゃないって!」
女は言う。
いや、夢だろ。
だって天使が
うろちょろしてるんだもん。