幼なじみの あなたへ

優しさに甘えて
本当は 傷つけていたのかな。

私が知っている言葉は
本当に少なくて

伝えたいことが 伝わらない。
ぴったり 気持ちに合うような
言葉が見つけられない。

それでも
ずっと ずっと一緒にいた君だから 本当は無理に

言葉を探そうとしなくて良かったのかな。

ゆっくりと あやすように
諭すように 頭をなでてくれてたあの手が 好きだった。

手放したわけじゃなかった。

きっと

お互いにそう。

居ることが 当たり前すぎて

失う日がくるなんて

考えもしなかった。



何を 見ても

どの季節が巡っても

思い出すことは たくさんあるよ
ずっと そばに いてくれたから
今も 会いたいです。
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