終わりは始まりか ~私達の場合~
全てを引き払って泊まるアテもない。

朝までの良い時間潰しの相手になってくれるだろうか。

それなら若い男の子と一緒もいるのも悪くないかもしれない。

そんな不埒な気持ちが私の中にもたげた。

でもきちんと約束をしたわけではない。

状況によっては、そのまま一人で消えよう。

それもアリだろう。

そんな軽い気持ちで私は戻った。












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