終わりは始まりか ~私達の場合~
私は伊吹に返事をした後、麻生くんを見る。

「歩きながら話をしましょう。」

私は伊吹を置いて、麻生くんと歩き出す。

そして一度伊吹の方を振り返る。

「ごめん、伊吹。お父さんも…。」

「大丈夫、送っていくから。」

「ありがとう。」

私は伊吹に手を合わせた。













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