チャンスをもう一度

明るくて楽しい式だった。

大役を終えて桜雅も
沢山食べていた。
「桜雅、すごくかっこ良かったよ。」
「ほんと?パパみたい?」
「ああっ、パパよりずっとかっこ良かった。」
「ええっ、パパと同じが良い。」
「そうか?」
「桜雅は、パパが大好きだもんね。」
「うん、パパ大好き。
かっこ良くて、仕事もできて
ママにも桜雅にも優しくて。
大きいおじいちゃまがいってたよ。
パパは、すごいって。」
「大きいおじいちゃまがね。」と、望海。
「パパも桜雅が大好きだよ。
ママのこともすっごく好きだし
大きいおじいちゃまのことも
尊敬しているよ。」
と、言うと
桜雅は、とても嬉しそうにしていた。
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