チャンスをもう一度

業者の人もいて
引っ越しは早目に終わり
陽翔の家族と私の家族で
食事をしながら飲み会になっていった。

飲み過ぎて陽翔にもたれていたが
いつの間にか陽翔は
いなくなっていて
枕と毛布をかけられていた。

陽翔を探すと
陽翔は、自分の家に帰っていた。

次の朝・・陽翔の家に行くと

陽翔から
「大学はうちにしたんだってな?」
と、言われて
「えっ・・うん」
と、言うと
「あっ、おじさんに聞いた。
行くなら一緒に連れて行こうか?」
と、言うから
「うん、行く道わからないから助かる。」
と、答えると
「そうだな。」
と、いって
「準備ができたら知らせて。」
と、言ってくれた。
「じゃ、準備をしてくるね。」
と、言って
着替えて準備をした。

綺麗になったと思われたいから
服も化粧もきちんとして
陽翔の家に行き
「待たせてごめんね」
と、言って二人で大学にむかった。

綺麗にしたのに
陽翔はなにも言ってくれなかった。
もぅ、なんなの。
全然、私をみてくれないし・・・
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