チャンスをもう一度
三年生になっても
私達の付き合いは
順調?だった。
私は家族と暮らしているが
陽翔は、親元から離れているので
マンションに一人暮らし。
一緒に勉強したり
DVDを観たり
料理を二人で作ったりして
過ごす事もあった。
陽翔は、友達も多く、
そちらの付き合いもある
私も凌が大切で
凌のショーとかには必ず行く
それにイタリアのおじいちゃまと
連絡もきちんとしていた。
お互いに疑問や不安もなく
そんな二人だから
上手くいっていた。
今日も、
「レポートをやるなら
家でやればよい」
と、陽翔が言うから
陽翔のマンションでレポートをやり、
陽翔がお昼を作ってくれて
一緒に食べたりした。
私は、レポートが終わると
「終わった〰️!!」
「お疲れ様」
「うん、ありがとう。
パスタもサラダも美味しかった。
陽翔、ありがとう。」
「どういたしまして。
てか、お礼は言葉より態度がいいな。」
「???」
と、思っていると
陽翔が頬をさしていたから
もぅ、と思いながら
頬にキスをすると
そのまま唇にキスをされて
息が出来ない望海は
口が開いていき
すると陽翔の舌が入ってきて
望海の舌を絡めとって吸いあげた。
「フ···ゥン·····」
自分の声でない声が漏れて
望海はびっくりしていた。
陽翔は、そんな望海が可愛くて
たまらなくてキスをやめれなかった。
唇が離れたとき
望海は、ずるずると崩れていく。
そんな望海を抱き止めて
「大丈夫か?」
と、訊ねると
首を横にふり
陽翔に身体を預けてしまっていた。
陽翔は、望海を横抱きにして
ソファーに座った。
息が落ち着くと
涙目で、
「初心者」
と、言う望海だが
その涙目違反だ。
「ごめん。」
と、言って陽翔は再びキスをした。
望海が背中をたたくまで、
角度を変えて何度もキスを繰り返した。
唇を離すと
涙目で睨むが
可愛いだけ···だし······
おでこにチュッとした。
落ち着くと
「下に下ろして」
と、言われるが
「無理。」
と、言って、そのまま抱きしめていた。
その後、夕飯を食べに行き
望海を自宅に送り届けた。
「陽翔、ありがとう。」
「おぅ、明日な。
なぁ、望海。今度は泊まって?」
「‥‥‥うん‥」
「ほんとにっ?楽しみにしてる。」
「うん、お休み。」
「お休み。」
と、言ってマンションに戻り
すぐに望海にLINEをする。
「帰りついた。
次に来てくれる日を楽しみにしてる。」
「くすっ、了解。」
と、返信きて
「愛してる。」
と、返したら
「‥‥わたしもっ‥」
と、来ていた。
マジでたまらない。