チャンスをもう一度
それからは、
陽翔が弁護士と作成した書類を
六人で確認しながら
話を進め、お互いに離婚届けを記入した。
証人を両家の父親が記入して
明日、陽翔が提出することになった。
晶輝とは、
晶輝が理解できるようになるまでは
ひと月に一度は必ず会い
それ以外でも会いたいときは、
絢菜の許可を得て会うことになった。
その日は、7人で今後の話をしながら
食事をした。
それから陽翔は、引っ越しをしたり
晶輝と話をしたり
事務的な事を全て完了させて
落ち着いたのは、
望海と会った日から五ヶ月が過ぎていた。
これでやっと望海に報告できると
沸き上がる喜びを押さえる陽翔・・・・
イタリアで祖父に護られて
妊婦生活を楽しんでいる望海・・・
この二人が、交わることは・・・・