Je veux le protéger
健side
「Dunkelheitに入る気はないか?」
『「「「「「「「「え……えぇぇぇぇぇえ!!!???」」」」」」」」』
なんてことを。
そもそも俺はDunkelheitを貶めようとしてたんだ。
それを、族どころか自分の……Dunkelheitに入れようっての?
お人好し?
意味わからない。
「確かに雷光にいたらふぬけちまうかもな。
こいつらは甘すぎる。
ヘドが出るくらいにな。」
「おいおい、ずいぶんな言い様だな。」
理櫻さんがそう言いながらも笑う。
「甘いのは嫌いじゃない。
………ウザいけどな」
「今ウザいっつったろ。」
「…………。
けど、お前は雷光を抜けた時点でストッパーなくしちまうだろ。
それで、お前は自粛できんのか?
一度無理だったものをてめぇ1人で抑えられると思うなよ。」
「おい、今無視したろ。」